【孵化シーズンはじまるVol.10(パンケーキガメ)】
- 2020/12/18
- 21:00

【孵化シーズンはじまるVol.10(パンケーキガメ)】
前回に引き続きパンケーキガメの卵が、孵化しました。
前回の最長記録を更新し、孵卵166日経過後の孵化でした。
今回の孵化仔は、孵化後にタッパーから飛び出していました。
孵卵器を開けたら目の前に居たので驚きました。
すぐに孵化仔を温浴をさせたところ、水を沢山飲んでいました。
脱水気味にだったようで、早く気づくことができて良かったです。
孵化仔が落ち着いた頃を見計らい計測しました。

↑卵を置いた床材ですが、今回は水苔を使いました。孵卵後半は乾燥状態のままでした。

↑孵化仔の正面写真。
温浴後は、疲れたようで目を瞑っていました。

↑背甲の写真です。
パンケーキガメの甲羅模様は、成長による変化が激しいです。

↑左側面の写真です。

↑右側面の写真です。

↑腹甲の写真です。
腹甲は内側に折れ曲がっていた痕跡が見られました。
卵黄は、吸収されていました。
この孵化仔は、約1ヶ月前に孵化した子と同居させることにしました。

↑1ヶ月経過後の成長の具合が分かる写真。
約1ヶ月前に孵化した子(左)と今回ご紹介した孵化仔(右)。
孵化から約1ヶ月経過した子は、各甲板の繋ぎ目から成長線とそれに合わせて放射模様が伸びてきていることが分かります。

↑パンケーキガメの孵化仔の顔写真。
独特な形態、模様、可愛い瞳等々。
感無量です。
まだ孵化したばかりですので、同居個体との相性を見つつお世話をしていきたいと思います。