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【双子のホルスフィールドリクガメのその後】



【双子のホルスフィールドリクガメのその後】


今回は、腹部にもう1匹幼体が付いていたホルスフィールドリクガメのその後のお話です。

その後、腹部についていた幼体は、繋がっていた部分が乾燥したので切除しました。

20200920ぱんなⅡ-③腹甲500
↑極小赤ちゃんが腹部についていた時の写真(再掲)。

繋がっていた血管が太かったので、どのタイミングで分離手術をするべきか悩みました。

20200925撮ぱんなⅡ-③の小さい子(細胞)500
↑腹部に付いていた分離後の極小幼体。

繋がっていた血管部分が乾燥したので、今回は消毒した鋏で切除しました。

切除した極小幼体は、孵化直後から一貫して動かなったので、細胞に近い状態なのかもしれません。

切除幼体は極小にも関わらず、甲羅が形成されていたことには驚かされました。

20200925撮ぱんなⅡ-③大きい子腹甲500
↑切除後の腹部。

腹部についていた極小幼体は、孵化後9日目に切除しました。

術後の腹部は、ポビドンヨードで消毒しました。

体重は以下の値でした。

●孵化仔(極小幼体切除後)の体重…12g

●切除した幼体の体重…約1g

切除するまでの間、孵化仔には毎日2回(朝夜)に青汁粉末を溶かした温水に浸けて栄養補給をさせておりました。

この方法は、食欲がない体調不良個体にも有効と私は感じます。

20200925撮ぱんなⅡ-③大きい子背甲500
↑背甲の写真です。

甲羅に光沢があり綺麗な孵化仔です。

20200925撮ぱんなⅡ-③大きい子正面500
↑正面からの写真です。

孵化直後から、爪がしっかり伸びているのが印象的でした。

その後、通常通りの飼育環境で問題なく元気に育っております。

ホルスフィールドリクガメは、柄が無いので多頭になると見分けが困難になってきますが、この孵化仔は孵化直後から長く接しているので、すぐ見分けがつきます。

健康に育つようにお世話を行っていきたいと思います。



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22 東京都販 第005537号
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登録の更新年月日 令和4年7月25日
有効期限の末日  令和9年7月24日
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事業所の所在地  
  東京都足立区竹の塚5丁目9番8号
登録に係る第一種動物取扱業の種別   
         販売
動物取扱責任者の氏名    
         大橋孝弘

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