【孵化シーズンはじまるVol.7(ビルマホシガメ)】
- 2020/11/17
- 21:00

【孵化シーズンはじまるVol.7(ビルマホシガメ)】
ビルマホシガメ(雌親アミティエル)の卵が孵化開始です。

↑孵化中のAMⅡ-②の卵。
卵の側面から孵化がはじまる場合が多いようです。

↑今回の卵は、孵化開始から比較的早い時間で卵殻から出てきました。
黄色味の強い個体です。
その後、孵化した孵化仔の計測をしました。

↑国際希少野生動植物種登録の際には、卵歯確認が求められます。
孵化した際には、孵化仔の正面から(卵歯の分かる)写真を撮っておくと安心です。




↑腹甲からの写真。卵黄は、ほぼ吸収されています。
この個体は、太バンドになる可能性が高いと予想しています。
我が家の孵化仔で『太バンドになる』と予想する際の外観上のポイントですが、
①背甲の黄色部分の面積が多い。※他個体と比較して黄色味の強い個体と感じる。
②腹甲は黒色部分の面積が少ない。
③背甲の黄色斑内に小さい黒点がまばらに見られる。
※特に黄色斑内に小さい黒点がまばらに見られる個体は、我が家の孵化仔では黄色部分(面積)が多い傾向にあります。

↑他個体との比較。左の個体が、今回の孵化仔(AMⅡ-②)。
どのような背甲になるかを予想しつつ、孵化仔の変化を楽しみながら見ていきたいと思います。