【孵化シーズンはじまるVol.6(ヒガシヘルマンリクガメ)】
- 2020/09/28
- 21:00

【孵化シーズンはじまるVol.6(ヒガシヘルマンリクガメ)】
ヒガシヘルマンリクガメが孵化しました。

↑この卵は庭で見つけた雌親(種類)不明卵で『何が出てくるかな?』状態でした。

↑背甲からの写真です。
多甲(甲ズレ)の個体でした。

↑腹甲からの写真です。
孵化仔は、発見時には卵から体全体を出しており、卵黄を完全に吸収していました。
孵化直後の為、甲羅は少し歪んでいますが、時間の経過とともに綺麗になると思います。

↑正面からの写真です。
頭部は真っ黒。綺麗な大きな目をしていました。
今回の個体は、孵化当日から床材を食べようとしていましたので、食欲はとても旺盛のようです。
温浴させましたら沢山水を飲んでいました。
体の計測を行ってから60㎝らんちゅう水槽に入れました。
まさかのヘルマンリクガメの孵化仔にとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
健康に育てたいと思います。
話は変わりますが、
前回のブログ『何が起こるか分からない、リクガメの孵化』で登場した双子で孵化したホルスフィールドリクガメの孵化仔ですが、
小さい孵化仔は腐敗しはじめ、繋がっていた血管も乾いてきましたので、切り離しました。

↑切り離した小さい孵化仔(細胞?)の写真。
乾燥が進んでいましたので正確には分かりませんが重さは1gありませんでした。

↑切り離し後の腹甲となります。

↑背甲の写真です。
光沢があり綺麗な個体です。

↑正面からの写真です。
切り離し後も孵化仔は、元気に動き回っておりました。
まだ術後からの経過時間は短いので、注意深く見守っていきたいと思います。