【反射板で庭に光を計画】
- 2020/04/30
- 20:00

【反射板で庭に光を計画】
我が家の庭は、時期によりますが10時から14時の間は日光があたりにくい箇所があります。
『反射板を作成して少しでも光を多く取り込めないか』を昨年末から考えていました。
色々考えた末に行動に移すことにしました。
【使用した資材】
●プラダン…1820×900㎜サイズの黒のプラダン (軽くて家の外壁とマッチして目立たない色を選択。)
●アルミ板… サイズ:1200㎜×400㎜ 2㎜厚のアルミ板を使用。
※のり有りもありましたが、価格が高い点とのりの接着具合が分からないので、今回はのり無しとしました。

反射性能に影響するアルミですが、アルミの種類によって反射率が異なるようです。
なるべく曇っていない光沢性の高いアルミの方が、反射率は良いと感じています。
(私の感覚となりますが、自分の姿が綺麗に映るアルミの方が反射率が高いのではと感じています。)
●アルミの3㎜厚の小板…開けた穴の補強用として使用。ハサミで切ることができました。
●両面テープ…厚みのある強力タイプの両面テープが良さそうです。

●アルミテープ…50㎜幅をメインに使用。
※私が購入した中では、写真の製品が最も光沢性があり良かったです。

●紐…反射板をつるす際に使用。今回は2種類使いました。
※ポリエチレン製の紐(写真では右)は、切り口から紐が解れてくるので切り口はテープで巻いた方が扱いやすいと感じました。

●その他…電動ドライバー(ドリルドライバー)。
ビットは、木ダボ、穴開け用の径10㎜の物を使用。
※反射板に穴を開ける時に使いました。
●錘石…石の天面に金属の輪が付いたもの。
※反射板を通した紐を結び付けて固定する際に使用。
1.反射板の作成
① プラダンに両面テープをある程度の間隔で貼っていきます。

② 巻いてあるアルミ板を伸ばしながら両面テープの剥離紙を剥がして貼り付けます。

※今回のプラダンのサイズには、アルミ板を3ロール使用しました。
(2ロールはそのままのサイズで貼りつけました。1ロール分は半分の長さで切って使用。)
③ アルミテープでプラダンの4辺を貼りました。
③-1 アルミ板とアルミ板との繋ぎ目もアルミテープで貼りました。
※雨天時の水の侵入防止とアルミ板の捲れ防止の為です。
③-2 アルミ板では貼り切れないあまりのスペースにもアルミテープを貼って反射させることにしました。
※テープの種類によって光沢が異なりますので、拘る場合は注意が必要かもしれません。
☆ プラダンの面をアルミで覆いつくして反射板の完成です。
2.反射板の設置
一番悩んだのは設置方法をどうするかです。
強風で飛ばされないかが最も心配でした。

↑① アルミを貼ったプラダン板に径10㎜の穴をドリルドライバーで開けて紐を通すことにしました。
※写真は、穴あけ後の反射板です。
穴を開けた後の口は、危険なので内側に潰しました。

↑アルミテープを貼った部分の穴は、アルミ板を貼った部分の穴より強度不足と感じ、小片のアルミ板を貼って再度穴を開ける作業を行いました。
※ロール状ではないアルミ板を購入して、50㎜×50㎜のサイズにカットして使用しました。
(小片アルミ板を両面テープで貼りつけ⇒アルミテープを上から貼り固定⇒ドリルドライバーで穴開け。)

↑② 作成した反射板を横にして、四枚を繋げて吊るすことにしました。
③ 反射板の上下の穴で各反射板を繋げました。
④ 次に両側面に開いている穴に紐を通して4枚の板を固定しました。
⑤ 一番上の紐は、雨戸のレール部分に穴が開いていましたので、ここに紐を通しました。
側面の左右の紐は、反射板を下げる際に必要なので、長めに残しておきました。
⑥ 上の紐でしっかり反射板を固定してから、反射板4枚をゆっくり降ろしていきます。
⑦ 一番下の紐と両側面の紐は、石の天面にリングがついている錘石に結び付けて設置完了です。

↑ 強風の時にすぐ下に降ろせるかを確認。10分もかからず降ろせて一安心。
下に降ろしてから、4枚の反射板は折り畳めるようになっています。
※写真では、上にビニールシートを被せて雨を防いでいます。

↑1階の下の窓につけた反射板1枚のもの。窓の上に4枚反射板があります。
※写真に紐を括りつけた錘石が見えます。
3.反射板を設置した前後の写真
下の2枚の写真は、日時は3日違いですが、同時刻の反射板の有り無しの比較写真となります。

↑反射板、設置前。

↑反射板、設置後。

↑反射光があたっている部分の写真です。
写真では少し分かりづらいですが、反射板を設置した後の方が、庭がとても明るくなりました。
(日の射し方や季節によって反射光の当たり方は異なると思いますが、反射板がない状態より大分明るいです。)
耐久性は分かりませんが、5年持ってくれれば嬉しいです。
(リクガメが外にいる期間、吊るす予定です。)
反射板の作成ですが、作りながら『どうなるのだろう?」というワクワク感が常にあり、とても楽しめました。
リクガメ達が少しでも喜んでくれれば嬉しいです。