【8月の露天販売の様子とリクガメ達の飼育環境】
- 2019/08/27
- 20:00

【8月の露天販売の様子とリクガメ達の飼育環境】
今回は、8月の露天販売時の風景とリクガメ飼育場の様子を記事にしました。
まず始めに『露天販売の様子をご紹介』致します。


↑8月の露天販売の途中から庭やパラソルの装いを新たにしました。
パラソルは、以前の可愛いらしい赤白柄からおしゃれなオレンジと黒のカラーに変わりました。
庭は、更に分割しつつ一部スペースを拡張しました。

↑2018年産の残り1頭となったヘルマンリクガメは水槽の中で販売中。
はじめてのリクガメ飼育セット(後述)の参考も兼ねていたりもします。
以前から興味のあったリクガメの餌『Mazuri』の小分けもあります(水槽横の瓶)。
個体によっては食べないので、お試し価格で販売中です。

↑販売している個体達を入れているケージです。手に取って好きな個体をお選びいただけます。
(販売中のリクガメ達は、露天販売時以外は全て外のバックヤードスペースで放し飼いしています。)
庭で放し飼いにされている個体も種親(非売品)以外は販売しております。
ご興味がある個体がございましたら、お声かけいただけたらと思います。

↑『はじめてのリクガメ飼育セット』と称してリクガメをはじめて飼う方向けに器材を一式にしたセットを販売しています。
私が使用してみて実用性のある機材をセットしたものです。
60㎝水槽ですので、カメの種類や大きさによりますが、幼体から2~3年までが目安になります。
【リクガメ達の飼育場(2019年8月時)】
少しずつ状況に合わせて飼育場も変化させていますが、8月の最終露天販売時の飼育場の様子です。

↑庭の飼育場。
今回、特に意識した点は、『雌が産卵したいときにすぐに産める環境にする』です。
手前:左からビルマの産卵用スペース、ホルス&ヘルマンの産卵用スペース、一番奥のブロックの囲いの中にはホルス&ヘルマンの雄達、右側の広いスペースは、ビルマとインドの雌雄、ホルス、ヘルマン、ギリシャの産卵しないと思われる雌を放しています。

↑写真手前:いつ産卵をしてもおかしくないと感じているホルスとへルマンの雌個体達をこの場所に入れています。
写真奥:卵を産み終えた個体は隣の広いメインの飼育場に放しています。

↑ホルス&ヘルマンの産卵用スペース(前から)。
ホルスとヘルマンの主に卵を産む可能性がある雌を放しています。奥には産卵床を設けています。
なるべく産みたい時に産ませられるような環境を心がけています。


↑露天販売中に私が座りながらリクガメ達と戯れるように拡張したスペース。
リクガメ達は定期的にこのスペースに巡回してきてくれます。
販売しながら癒されています。

↑メインの飼育場。
ビルマホシガメとインドホシガメの雌雄、ホルス、ヘルマン、ギリシャの恐らくまだ卵を産まないであろう雌を主に放している飼育スペース。
ビルマとインドは、噛むなどの攻撃はしないので庭に放す際は、雌雄一緒に放しています。
ビルマホシガメの雌が卵を産みたい場合は、一番左のスペースに入れて産卵させています。
インドホシガメが産みたい際は、屋内に取り込んで産ませています。
卵を産んでもおかしくないような時期に達したホルス、ヘルマン、ギリシャの雌は、左隣のスペースに入れています。
露天販売を始めて素晴らしいと感じた点は、多くのお客様と直接お話ができると同時にリクガメ達とも触れ合いながら状態を把握できる点です。
リクガメ達を眺めながら、爪の長い子に気づいたり、卵を産みたそうな子を把握したりすることができます。
今回は8月の露天最終日開催の際の飼育場を書かせていただきました。
その後、日照量を確保するために飼育場のスペースを少し変えています。
これからも様子を見ながら環境の改善をしていきたいと思います。