【第3回 2019年7月の雌亀達の産卵】
- 2019/08/07
- 23:00

【2019年 7月の雌亀達の産卵-③-】
『7月の雌亀達の産卵』のシリーズは、今回(第3回目)で最終となります。
【ヘルマンリクガメのモカの初産卵】

↑ヘルマンリクガメの『モカ』の顔アップ写真です。
我が家で繁殖させたヘルマンリクガメの1頭です。
今年は、4~5年前に繁殖させたヘルマンの雌達が成長して初産卵を迎えています。
エクレアに続き、モカが今年初産卵しました。

↑前回のビルマホシガメの2頭同時産卵の翌日、出かける前に庭を掃除するため確認したところ、
ヘルマンリクガメの『モカ』が産卵中でした。
ちょうど、卵を産み落としている真最中。つい卵を手で受け取ってしまいました。
目の前で卵が総排泄孔から出てくる様子を見たのは、はじめてでした。
(過去にアイが卵を産む瞬間を見たことがありましたが、少し離れたところから見ていました。)
産卵中に他のリクガメに邪魔をされないように周囲をブロックで囲いました。

↑『モカ』の初産卵は3個でした。
私が近くに居たので「卵を全部産まずに土を埋め戻していないか」が気になっていました。
その後のモカは食欲旺盛なので大丈夫のようです。
【庭の産卵床に産み落とされていた卵】
帰宅後に、ついでに庭に設置した産卵床を確認しました。

↑今回、卵が出てきた庭に設置した産卵床。
アーチ状のブロックを橋にして、周囲をブロックで囲い、そこに土を入れた産卵床です。
※写真にはたまたま侵入したホルスの雄が映っていますが、実際は雄とは隔離しているスペースです。

↑土を掘り起こしたところ、右端の角に卵が4個、産み落とされていました。
その卵を綺麗に洗って並べた際の写真です。
いつ産んだか分からない卵は、掘り起こす際も向きを変えずに掘り起こしています。
リクガメの卵は、向きを変えてしまうと、胚が卵黄に圧迫されて孵化しない場合があるためです。
左上端は、卵が立った状態で産み落とされていましたので、そのままの状態で卵を置いています。
卵は立てた状態でも問題なく孵化します。
誰が産んだか分からない卵ですが、この分からなさがとても楽しかったりします。
(前年度、ホルスフィールドリクガメの卵と思っていたものが、インドホシガメという驚きの経験をしています。)
7月中は、天気が良くない日が続きましたので、天気が晴れ暑くなってから多くの雌達が産卵をはじめたようです。
8月中は酷暑と思われますので、リクガメ達が熱中症にならないように対応していきたいと思います。

↑最後に『モカ』の口開きUPです。