【第1回 2019年7月の雌亀達の産卵】
- 2019/07/30
- 23:00

【2019年 7月の雌亀達の産卵-①-】
7月の暑い中、当店にお越しくださりありがとうございます。
7月28日(日)をもちまして7月中の露天販売は終了となります。
※ご予約は承っております。ご興味のある方は是非、ご連絡くださいませ。
8月の露天販売の日程ですが、ただ今検討中です。
真夏の日差しは強いため、露天販売の時間帯をずらして開催などを考えております。
日時が決まり次第、当ブログにてお伝えいたします。
今回は、7月中の雌亀達の産卵をご紹介していきたいと思います。

↑7月の最初の産卵はインドホシガメの『ガネーシャ』。
本年度、2クラッチ目となります。
ガネーシャは、我が店のマスコット的存在。今回も無事、産卵を終えてくれました。
孵化した際には、シャカ(♂)との子になります。

↑左:ガネーシャ♀ 右:シャカ♂ 相性の良い2頭。
シャカは非常に活発で、天気が良ければ1日中走り回っています。

↑今回は大きくて綺麗な卵を1個、産んでくれました。
孵卵13日目の撮影。嬉しいことに白濁が進んでいます。

↑卵を置いている孵卵器内の様子。
自作の新型孵卵器1号機の中段、左端手前に置いています。
卵を置いている床材は水苔を選択していますが、普通の土でも孵化しています。
インドホシガメは意外にもやや低い湿度(60%台)でも孵化するようです。

↑2番目は、ホルスフィールドリクガメの『ハミエット』。
この後、3番目にご紹介するアイの娘です。
ハミエットは、卵から孵化させた個体で、約14年間一緒に居ます。ホルスで初の雌亀でした。
孵卵条件が暑すぎたようで、瀕死に近い状態で孵化しましたが無事、成長しました。
今では我が家で最も大きい雌のホルスです。

↑3番目は、ハミエットのお母さんである『アイ』。
母娘で卵を産んでくれました。
今回卵を産んでくれたアイですが、18年近く一緒に過ごしています。
今も卵を産み続けてくれており、有精卵の確率も高いです。
アイとは、『共に生きている』感じです。

↑4番目は、ホルスフィールドリクガメの『パンナ』。
産卵後の顔UP写真。寝起きで不機嫌そうですね。

↑パンナのはじめての産卵時の様子です。
前脚が産卵床を覆ってるビニールにかかった状態で産卵しようとしていました。
最終的に腕にかかったビニルを外してあげました。

↑右下のCM表記の卵以外は、ハミエット(HM表記)の卵。計3個孵卵中。
※CM表記の卵は、先月産卵したヘルマンリクガメのこだま・ミルフィーユの卵。

↑パンナの卵。計2個孵卵中。ハミエットの卵の上に積んで孵卵しています。

↑アイの卵は、右端の2個(AI表記の卵)となります。2個とも卵に白濁が確認でき有精卵です。

↑30㎝水槽と発泡スチロールの2重構造の図。周囲を底面に敷くプレートヒーターで囲っています。
蓋は、付属の蓋の上にアクリル板を載せています。その上に木材で自作した蓋を被せています。

↑自作した蓋の上に湿温度計とサーモスタットを置いている写真です。
サーモスタットの温度を調整するダイヤル、孵卵器内にあるセンサーは、共に養生テープで固定して動かないようにしています。
過失によるダイヤルの回転やセンサーの孵卵器外への出しっぱなしによる事故を防ぐためです。
この後も、他の雌達が卵を産んでくれています。
次回、『2019年 7月の雌亀達の産卵-②-』でご紹介できたらと思います。