【2023年度 夏休み中の出来事(まとめ)】
- 2023/08/22
- 21:00

【2023年度 夏休み中の出来事(まとめ)】
1.夏休み初日にパンケーキガメの孵化と幸先の良い出だし。





↑本年度、記念すべき20匹目の孵化でした。
孵化仔は、体重16g。最小で正常に育つかのぎりぎりのライン。
細心の注意を払いつつ育てていきたいと思います。
2.パンケーキガメの孵化に続いて、インドホシガメ(ガネーシャ)が産卵してくれました。
ガネーシャが昼間から落着きなく動き回っていましたので、もしやと思い庭に常設している産卵床に移動。
早速、後ろ足で土を掘り始めました。
ガネーシャは、卵を産みたい時にすぐに用意した産卵床に卵を産んでくれる子です。
雌亀によっては、なかなか用意した場所に卵を産んでくれない場合もあります。
雌亀が気にいった産卵場所をいかに早く準備できるかも繁殖を成功させるための鍵かなと私は感じています。
ガネーシャは夕方から土を掘り始めましたので、産卵は夜になりました。

↑真っ暗になったので投光器で照らして産卵を続けさせました。

↑21時頃に無事産卵を終えて一安心。
また一つ楽しみが増えました。
3.夏休み中の庭のリクガメ達。

↑夏休み前半は天気が良く暑い一日。
亀達は定期的な水撒きを体に浴びながら一心に餌を食べていました。
写真内の餌は、モロヘイヤ、小松菜、キャベツ、レタスです。

↑台風による天候の不安定さを他所に、雨が降る中でも亀たちはマイペースに活動。
夏休み中は、とても暑かったので亀達は、朝夕の涼しい時間帯にシェルターから出てきて動き回っていました。
写真の日のように小雨のときは昼間でも喜んで歩き回っていました。
夏休み中に与えた餌は、小松菜、青梗菜、水菜、キャベツ、レタス、サニーレタス、ニンジン、キュウリ、トマト、スイカ、ヤブガラシ、リクガメフード(Mazuri)等。
食欲旺盛で大量の餌も早い段階で食べつくしていました。
4.ギリシャリクガメのツァーリが産卵。


↑ガネーシャの時と同様、落ち着きなく動き回っていましたので、同じく常設の産卵床に移動。
ツァーリもガネーシャ同様、すぐに卵を産んでくれる子です。
現在、ギリシャリクガメの雄はいないので、有精卵の場合はヘルマンリクガメ若しくはインドホシガメと交配したことになります。
以上のような理由から、今のところ孵化には至っておりません。
※有精卵も初期の早い段階で発生を止めてしまいます。
と言いながらも「もしかすると」がありますので、今後の卵の発生状況はとても楽しみです。
5.予想外の出来事。庭にトマトが生えていた。
トマトが生えてきたことは、今まで一度もなかったのでかなり驚きました。

庭に生えているヤブガラシ(餌用)を抜いていたところ、雑草(トマトとまだ認識していない)の茎も一緒に抜いてしまう。
←この茎も少し根がついていたので、穴を掘って埋めたところ根付いていました。
「どのような野草かな」と匂いを嗅いだところトマトの香り。

↑もしやと思い、雑草を確認したところ実になりかけのトマトを発見!
この株以外にも4、5株生えています。


↑すぐに棒を持ってきて、育っている株の茎を固定しました。
「野菜が生えてきたら嬉しいな」と考えていましたので嬉しかったです。
6.冬支度。ケージ2台分の修理、改良などを行う。
ケージ1(名称:レキシントン)
昨年の冬に完成したケージですが、大きな亀のパワーで底に敷いていた複合板が外れてしまいました。
庭の亀たちを取り込む10月中旬までに修理したいと考えていました。
① 外れかかった複合板も含め全て取り外し洗浄。
② 複合板2枚でケージと長さを合わせている板はビニルテープで接合。
③ 複合板は、強力両面テープでケージ内側と接着。
☆複合板には、シリコンシーリングは付かないことが分かり、ケージ内と複合板を強力両面テープで接着対応としました。
④隙間は、シリコンシーリングで埋める。
⑤シリコンシーリングの上からビニルテープを貼って補強。
⑥天蓋(ケージの蓋)に穴を開け、レフ用灯具を吊るせるようにした。
⇒亀の背甲に灯具がぶつかってしまった為、灯具を吊るしてぶつからないようにしました。

↑⑤までが終わった時の写真です。※右端のレフは光取用のライトです。
ビニールテープはボロボロになると予想。今年の冬はお試し飼育となります。

↑⑥までが終わった時の写真です。
灯具も設置し終わり、10月中旬以降に亀が戻ってくる際には、床材、水場を設置してお迎えとなります。
写真のケージ(レキシントン)は、ケージの側面板が外れておりますが、亀を入れる際には装着します。
掃除のときや亀と戯れたい時に外します。
ケージ2(名称:サラトガ)
① シリコンシーリングの上からビニルテープで貼り補強。
② ケージ側面の一部を切断し着脱可能にしました。
⇒掃除の容易さとリクガメとの触れ合いのし易さを向上させるために行いました。

↑ケージ(サラトガ)は、スノコを載せたレキシントンの上に置いて使用します。
スノコも今回の改善点の一つです。
下のレキシントンの熱がサラトガ内をオーバーヒートさせることを防ぐため、スノコの隙間から灯具類の調整をしやすくするために敷きました。
写真の最上段のサラトガは、まだ灯具類は設置していない状態です。これから設置予定です。
中央のケージ(レキシントン)の下は、車輪を付けた木箱(物入れ)になっています。
冬支度は着々と進行中です。
リクガメ達が店内に戻ってくる10月中旬までに可能な限り準備を終わらせたいと思います。

↑本日、早朝の庭のリクガメ達。与えたレタスに群がっています。
まだ十分暑いので、しばらくの間、野外での亀達の様子を楽しめそうです。