【リクガメの飼育風景(屋外編②)】
- 2023/05/17
- 21:00

【リクガメの飼育風景(屋外編②)】
今回は、野外で飼育しているリクガメ達の様子をご紹介いたします。

↑気温も30℃近くなり、リクガメ達も活発になってきました。(直射日光下では40℃を超えていました。)
手前のコンクリートの部分は、日向ぼっこには最適な場所でリクガメ達の人気スポットです。
大小のリクガメ達が日向ぼっこしています。
写真に写っている大きな子は、ビルマホシガメの成体となります。
卵から孵化させた子で、かなり大きくなりました。
周りにはその子ども達とインドホシガメ、ホルスフィールドリクガメが写っています。
朝時ですので、多くの子が日光浴中です。
写真に写っている餌は、採集した野草(ヤブガラシ)です。
つる状の野草で、今の時期か多くの場所で沢山生えてきます。
リクガメ達の嗜好性も高いのでお勧めの野草です。



↑顔を向けて愛嬌を振りまいている子は、ビルマホシガメ(雄)のガブリエルです。
今年で孵化してから10年を迎えました。当店で繁殖させた子も10年を迎えて感慨深いです。
写真に写っているビルマホシガメの小さな子達は、ほとんどが孫個体となります。
(ガブリエルの子どもも含まれています。)


↑カメハウスの周りで日向ぼっこをしてくつろぐリクガメ達。
カメハウスはリクガメ達のお気にいりの場所で、よく出たり入ったりしています。
15時過ぎになるとカメハウスを気にいった子は、カメハウスに戻って眠ります。

↑カメハウスの後ろでリクガメフードを採餌するビルマホシガメの子ども達。
リクガメフード(Mazuri)は、不定期ですが与えています。
子ども達や雌亀が好んで食べにきます。リクガメフードは、水にふやかして与えています。

↑屋外テーブルの下で佇むビルマホシガメの子ども。
リクガメ達はゴチャゴチャしたところを好みます。登ったり下りたりしながらよく遊んでいます。
奥には、ビルマホシガメ(雄)のゾフィエルとヘルマンリクガメ(雌)のフィナンシェが日光浴をしています。

↑ホルスフィールドリクガメの雄達の日光浴中の写真です。
ホルスフィールドリクガメの雄は、縄張りをはり他個体に噛みつくので囲って別飼育しています。
縄張りを主張する際には、盛んに首を上下に振り、他個体に噛みつき後ろに回ってマウントを取ろうとします。
もっとも強い雄が、一番良い場所を占有します。

↑庭の奥の部分も日光があたるので、リクガメ達がよく日向ぼっこをしています。
手前からビルマホシガメ、インドホシガメ、ギリシャリクガメ、ヘルマンリクガメとなります。
一番奥で後ろを向いている子は、ビルマホシガメです。
今の季節は、ドクダミの白い花が満開でとても綺麗です。
今年から小さなパンケーキガメ達も屋外で飼育を始めました。
少しですがご紹介いたします。

↑まずは屋内での飼育風景です。自作の木製ケージで主に飼育していました。

↑野外に放す直前に集合写真を撮りました。カメを取り込む際等に個体確認用に使います。

↑屋外飼育場に放した際の写真です。
シェルターを多く設置して隠れる場所を確保しました。水飲み場のアクセス具合も確認。
パンケーキガメは立体行動(垂直に登ること)もできます。
その為、飼育場の上には網を張りブロックの隙間も塞ぎ逃亡防止に努めました。
しばらくは様子を見ながらの飼育となりますが、元気に育ってくれたら嬉しいです。