【2022年 庭のリクガメ】
- 2022/04/22
- 21:00

【2022年 庭のリクガメ】
暖かい気候になってきましたので、リクガメ達を庭に放した時の様子をご紹介いたします。
昨年の10月中旬から屋内に取り込んでいますので、リクガメ達にとっては実に半年ぶりの外の世界です。
雄のリクガメ達は、すぐにあらゆるところを探索開始。庭中を走り回っていました。

↑ビルマホシガメの雄達。
愛想を振りまく元気いっぱいの子達。私が庭に入るとずっと後を追いかけてきました。
ビルマホシガメの雄は、本当に人懐っこくて可愛いです。


↑一番大きなビルマホシガメの雄(ガブリエル)。
様子を伺いながら目をキラキラさせて近づいてきます。
3年前でしょうか…。
台風がくる直前の大雨の時、他のリクガメは全て取り込めましたが、ガブリエルだけ見つからず呆然…。
ふと、真後ろを振りむきましたら、顔をピヨッと上げてガブリエルがおりました。
ずっと私の後ろを追いかけていたのです。
大雨で気配が全く分かりませんでした。
ガブリエルとの素敵な思い出です。

↑いつもの日光浴場でくつろぐビルマホシガメの雌2頭とビルマホシガメの雄のガブリエル(中央)。
この場所は、最も長く日が当たるので、カメ達の一番のお気に入りのスポットです。

↑この日は、ギリシャリクガメの雌が、珍しくビルマホシガメの雌に甲羅アタックをしておりました。
抱卵(若しくは発情)しているのかもしれません。

↑ビルマホシガメの雄(ゾフィエル)。
この場所は、コンクリートの一部を囲っての土コーナー。
日が良く当たるのでカメ達の人気スポットの一つです。
種は撒いていないのですが、毎年、特定の野草が生えてきます。
野草が無くなり、落ち着いた段階でカメ達の産卵床になります。

↑上の写真とは別日の同コーナー。
色々なカメ達が日光浴に訪れます。奥は、ビルマホシガメのガブリエル(雄)。
手前は、ビルマホシガメの子です。

↑カメハウス周辺の様子です。
この日は、水撒きを行いながら水場を作りました。
カメ達は、朝日を浴びながらのんびりくつろいでいます。
カメハウス前の人工芝上にいる3頭はホルスフィールドリクガメの雌達です。

↑カメハウスの裏の様子です。
奥の1頭がギリシャリクガメ、手前の2頭がヘルマンリクガメです。
ギリシャリクガメの方がヘルマンリクガメに比べて甲高があり卵形をしています。

↑カメハウスの右側のスペースの様子です。
日光がよく当たる場所なので、リクガメ達が集まってきます。
この日の餌は、採取したノゲシ等の野草です。

↑ドクダミの陰で寝ているインドホシガメ。
ドクダミは観賞用兼カメ達の隠れ家として生やしています。
庭に自然に生えてくる野草です。カメは滅多に食べません。
梅雨時に小さな可愛い白い花を咲かせてくれます。

↑プランターの隙間で寝ているインドホシガメ。
カメ達は隙間や物陰が大好きです。庭に放すと自分の好きな場所を見つけてのんびりしています。
プランターに生えている野草は、アカツメクサ(餌用)です。
一度プランターに種を撒いた後は、毎年生えてくるようになりました。
もう少し暖かくなると可愛らしい赤紫の花を咲かせます。

↑ノゲシ(餌用)です。
ノゲシを採集した際に種が撒かれ、毎年同じ場所から生えるようになりました。
この季節になるとグングン育ち、黄色い花を咲かせます。
ノゲシが日々育つ様子を楽しんでいますので、カメ達の餌にするには勇気がいります。
ノゲシは、寒い時期にも採集でき重宝します。カメ達の嗜好性も高い野草です。
ビルマホシガメが産卵する頃には餌になります。

↑ビルマホシガメの子。日向ぼっこをしています。
黒味の強い落ち着いた色の子です。

↑前日の大雨後のビルマホシガメの雌雄。
いつものお気に入りの場所で体を温めています。
私に気が付いたガブリエル(手前)は、すぐに走り寄ってきました。

↑前日の大雨から一転。日が射してきましたので、カメ達は思い思いの場所で日向ぼっこをしています。
餌は、前日採集したノゲシ、タンポポ、ムラサキウマゴヤシとレタスを与えました。
カメ達は喜んで食べていました。
リクガメ達の生き生きした姿を見ることができ嬉しかったです。