【ヘルマンリクガメの孵化⑦】
- 2021/10/29
- 21:00

【ヘルマンリクガメの孵化⑦】
ヘルマンリクガメの卵が孵化しましたのでご紹介いたします。
8月30日から孵卵していた3個の卵の全てから孵化仔を得ることができました。
【2021EH-⑨】

↑孵化直後の写真です。
2匹同時に孵化していました。
※右が2021EH- ⑨、左が2021EH-⑩です。
孵卵日数54日目での孵化でした。
卵を置いている床材ですが、右がバーミュキュライト、左は培養土です。
バーミュキュライトは、乾燥具合が分かりにくいですが、衛生的で使いやすいと私は感じています。
培養土は、バーミュキュライトに比べて乾燥具合が分かりやすいです。
孵卵条件が合えばどの床材でも卵は孵化すると私は感じています。
ここからは、孵化仔(2021EH-⑨)の計測時の様子です。





↑各方向からの写真です。
2021EH-⑨の甲板枚数ですが、椎甲板(第4椎甲板が小さい)、肋甲板ともに通常枚数でした。
※通常の甲板枚数ですが、椎甲板5枚、肋甲板が左右4枚ずつとなります。
撮影中も盛んに動き回っていました。
状態は良好のようです。
ここからは、孵化仔(2021EH-⑩)となります。
【2021EH-⑩】

↑孵化仔を綺麗に洗った後、出てきた卵と撮影です。
先にご紹介した2021EH-⑨と同時孵化となりますので、孵卵日数は54日です。





↑各方向からの写真です。
2021EH-⑩の個体も椎甲板、肋甲板ともに通常枚数でした。
2021EH-⑨と同様、体色は白っぽいです。
卵黄は、ほぼ完全に腹腔内に吸収されていました。
この孵化仔も撮影中、元気に動き回っておりました。
ここからは、孵化仔(2021EH-⑪)となります。
【2021EH-⑪】

先にご紹介した2匹より2日遅れての孵化です。
孵化日数は56日となります。





↑各方向からの写真です。
2021EH-⑪は、左側の肋甲板が1枚多い子でした。
この孵化仔も孵化直後から元気に動き回り状態は良好でした。
今年はヘルマンリクガメが多く孵化しています。嬉しい限りです。
今回孵化した仔達も健康に留意して育てていきたいと思います。