【2021年度 ビルマホシガメの孵化③】
- 2021/10/01
- 21:00

【2021年度 ビルマホシガメの孵化③】
今年の6月から孵卵していたビルマホシガメの卵がもう1卵孵化しましたのでご紹介いたします。
ご紹介する孵化仔は、前回投稿した2021年度 ビルマホシガメ②の孵化仔達と同腹卵となります。
孵化開始は同タイミングでしたが、卵殻から体を完全に出すまで少し時間を要したようです。

↑孵化仔(AMⅠ-③)の孵化開始の様子です。

↑孵化開始から2日後に体を完全に卵殻から出しました。

↑卵殻から出た後、別タッパーに移して孵卵器内で卵黄の吸収を待つことにしました。
1日孵卵器内に留めた後、計測作業を行いました。





↑上から順にAMⅠ-③孵化仔の正面、背甲、腹甲、左側面、右側面の様子です。
嘴の先端に付いている白い突起状のもの(卵歯)が良く目立ちました。
卵歯は、卵を内側から割る際に使用するものとされています。
成長と共に脱落するようです。
今回の孵化仔は、とてもおっとりした性格のようで、写真撮影時もおどろかずにスムーズに撮ることができました。
孵化仔を眺めながら、小学生の時に見た水棲ガメのホオジロクロガメを思い出しました。
おっとり、ゆっくりした行動に「可愛い」という印象を強くもった種でした。
今回の孵化仔もおっとりゆったりした行動でとても可愛かったです。
今後、成長と共に性格も変わってくるかと思いますが、癒されるひと時を過ごすことができました。