【ホルスフィールドリクガメの孵化③】
- 2021/09/30
- 20:50

【ホルスフィールドリクガメの孵化③】
2021年7月22日から孵卵していたホルスフィールドリクガメの卵(4個)が同時に孵化しましたのでご紹介いたします。
孵卵期間は67日でした。
この卵を産んだ雌亀ですが、我が家で最も長く一緒に過ごしているリクガメです。
20年以上共に過ごしている愛すべき存在です。
ここ最近は産卵しない年も多くなっておりましたが、今年は産卵してくれて驚いておりました。
ここからは、各孵化仔の様子を写真と共にご紹介いたします。

↑4匹同時に孵化した際の写真です。
夕方、孵卵器を確認した時には変化が見られなかった4個の卵。
就寝直前に確認したところ4個同時に孵化しており驚かされました。
ホルスフィールドリクガメは、パンケーキガメと同様、孵化開始から殻脱出まで我が家では早い傾向にあります。
※孵卵環境や個体の状態によって異なります。
すぐに4匹共温浴させ、計測を行いました。
【2021AH-⑤(MMⅡ-①)】






↑孵化仔(2021AH-⑤)の計測時(全方向から)の様子です。
【2021AH-⑥(MMⅡ-②)】






↑孵化仔(2021AH-⑥)の計測時(全方向から)の様子です。
【2021AH-⑦(MMⅡ-③)】






↑孵化仔(2021AH-⑦)の計測時(全方向から)の様子です。
【2021AH-⑧(MMⅡ-④)】






↑孵化仔(2021AH-⑧)の計測時(全方向から)の様子です。
孵化仔は、同腹のクラッチでも個体によって色合いが異なるので見ていて楽しいです。
ホルスフィールドリクガメですが、予想以上に成長と共に甲羅の模様に変化が見られます。
黒模様が成長線(甲板と甲板の成長と共に伸びてくる部分)に出てきたりします。
孵化直後から個体別に成長を追わないと見分けがつきにくい種と感じます。
個体識別に迷った時には、腹甲の黒斑と合わせて同定をしています。

↑最後に全頭揃っての温浴光景です。
4匹共、とても活発で一安心。
20年以上飼育している雌亀の卵が、有精率100%で全頭孵化に至りとても嬉しかったです。
雌亀(みなみちゃん)にはゆっくり静養してもらいたいと思います。