【ヘルマンリクガメの孵化⑥】
- 2021/09/14
- 21:00

【ヘルマンリクガメの孵化⑥】
ヘルマンリクガメの孵化の様子をまとめてご紹介いたします。
今回ご紹介する孵化仔は、全て庭で発見した卵からの孵化です。
7月15日から孵卵していた卵から2頭、7月20日から孵卵していた卵から1頭孵化しました。
まず最初に、2021年7月15日から孵卵していた2匹目の孵化仔のご紹介です。
【2021EH-⑥】

↑孵化直後の写真です。
7月15日付卵の1匹目と同様、ヘルマンリクガメの幼体が出てきました。
孵卵日数54日目での孵化です。
孵化発見の際には、幼体は卵から出ていました。
ここからは、孵化仔(2021EH-⑥)の計測時の様子となります。





↑各方向からの写真です。
2021EH-⑥の甲板枚数ですが、椎甲板、肋甲板ともに通常枚数でした。
(※通常の甲板枚数ですが、椎甲板5枚、肋甲板が左右4枚ずつとなります。)
ここからは、孵化仔(2021EH-⑦)となります。
【2021EH-⑦】

↑2021EH-⑦の孵化直後の写真です。
7月20日に庭から発見して孵卵していた卵からの孵化仔となります。
「何がでるかな卵」でしたが、この卵もヘルマンリクガメでした。
現段階で庭で見つけた雌不明の卵の多くがヘルマンリクガメとなっております。
孵卵日数は54日でした。





↑各方向からの写真です。
2021EH-⑦の個体も椎甲板、肋甲板ともに通常板数でした。
体色が白っぽい幼体でした。
成長と共に白地の多い、明るい印象の個体になるのでは予想しています。
ここからは、孵化仔(2021EH-⑧)となります。
【2021EH-⑧】

↑7月15日に庭で発見した卵からの孵化仔となります。
先にご紹介した2021EH-⑥と同腹卵ですので孵化仔はヘルマンリクガメとなります。
孵卵日数は59日目でした。





↑各方向からの写真です。
2021EH-⑧は、椎甲板4枚、肋甲板が左右5枚ずつの個体となります。
(※通常、、椎甲板5枚、肋甲板が左右4枚ずつです。)
椎甲板が一枚少ない個体は、今回はじめてとなります。
椎甲板が1枚少ない分を左右肋甲板の枚数を1枚ずつ増やすことでバランスをとったような外観でした。
甲羅の歪みに関しては、時間の経過と共に綺麗になっていきます。
どの孵化仔も孵化直後から元気に動き回り状態は良さそうです。
個性溢れる可愛い幼体が孵化してきて、ケージ内も賑やかになってきました。
幼体の体調に気を付けながらお世話をしていきたいと思います。