【2021年度 ビルマホシガメの孵化】
- 2021/07/29
- 21:00

【2021年度 ビルマホシガメの孵化】
今年の4月に産卵のビルマホシガメの卵(GGⅠ-③)が孵化しました。
※孫(F2)個体となります。
インキュベーターを確認した際には、孵化が終わっている状態でした。
孵化仔の卵黄は完全に吸収されていなかったので孵卵器内で1日過ごさせました。
大方、卵黄が吸収したところで計測をしました。

↑GGⅠ-③発見時の様子です。卵殻から完全に出た状態でした。

↑上に被さっていた殻を外して、孵化仔を撮りました。
今回、卵を置く床材には、バーミュキュライトを使用しました。(通常は水苔を使っています。)
バーミュキュライトでも問題なく孵化しました。
以下、計測時の様子です。






↑上から順にGGⅠ-③孵化仔の正面、顔を斜めから、背甲、腹甲、左側面、右側面の様子です。
甲羅は変形しておりますが、時間の経過と共に綺麗になっていきます。
撮影時、卵黄は吸収中でしたが、現在(7月28日時)は完全に腹腔内に吸収されています。

↑孵化後は水苔を敷き詰めた60㎝水槽で育てています。


↑水槽に移してから孵化仔の顔を撮影しました。
孵化後しばらくすると自力で餌を食べ始めます。
私の感覚となりますが、幼体時は特に意識して温浴をさせた方が脱水等のトラブルを防げると感じています。
4連休中にビルマホシガメの孵化に立ち会えて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
孵化仔が健やかに育つように環境を整えていきたいと思います。