【パンケーキガメの孫個体孵化のご紹介】
- 2021/08/27
- 21:00

【パンケーキガメの孫個体孵化のご紹介】
今回は、パンケーキガメの孫個体(2021MT-⑱)が孵化しましたので、ご紹介したいと思います。
(ご紹介する孵化仔(2021MT-⑱)は、バロン・エーデルシュタイン(祖父)とロココ・クライノート(祖母)の子どもであるブルーポピー・E.K.スフェール(母)の子ども(孫)となります。)
最初に2021MT-⑱の祖父母と母親のご紹介いたします。
バロン・エーデルシュタイン(祖父)


↑10年以上前から私と一緒にいる雄のパンケーキガメです。
他の雄と闘争はしますが、基本的に穏やかな性格をしています。
瞳は大きいです。甲羅の黒色部分が多い個体です。
ロココ・クライノート(祖母)


↑バロンと同様、10年以上私と共に過ごしている雌のパンケーキガメです。
雌に多い卵形体形、全体的に雄より華奢な頭部や四肢をしています。
眼は小さめで凛としています。背甲は黄色部分が多く、明るい印象の個体です。
ブルーポピー・E.K.スフェール(母)


↑上記、バロンとロココの子です。ポピーと呼んでいます。
産卵する前までは、雄のような四角体形でしたが、繁殖後から卵形となり雌に多い体形となりました。
顔は父親譲りで瞳が大きくて可愛いです。背甲の模様は、放射模様が明瞭で派手な子です。
【2021MT-⑱】…ポピーの卵から孵化した子です。







2021MT-⑱の孵化日数は、170日。
長い期間、卵の中におりましたが孵化直後から元気がよく、安心しました。
パンケーキガメは長年力をいれて育てておりましたので、孫世代の孵化に立ち会えて感無量です。
2021MT-⑱から13日後にロココの卵からも孵化しましたので、合わせてご紹介したいと思います。
個体識別名として2021MT-㉑と付けています。
【2021MT-㉑】







2021MT-㉑の孵卵日数は、110日。孵化日は7月7日(七夕)でした。
母亀は、先にご紹介した子(2021MT-⑱)の祖母「ロココ・クライノート」です。
この孵化仔と2021MT-⑱は、血が繋がっているので、不思議な感じがしました。
パンケーキガメは、孵化直後の柄からは想像できないような模様になりますので、繁殖後に育てる楽しみも大きい種と感じます。
2匹共、健康に育てていきたいと思います。