【ホルスフィールドリクガメの孵化】
- 2021/06/02
- 21:00

【ホルスフィールドリクガメの孵化】
ホルスフィールドリクガメの卵が2個孵化しましたのでご紹介いたします。
2021年度初のホルスフィールドリクガメの孵化となります。

↑孵化直後の2021AH-①(左)、孵化中の2021AH-②(右)です。
AH-①は、すでに殻から体を出した状態でした。
AH-②は、殻に開けた穴から頭のみ出しています。
今回、卵を置いた床材には、培養土を使いました。
卵をタッパーに1個ずつ入れている理由ですが、
「先に孵化した幼体が他の卵を転がしてしまうリスクを無くすため」です。
特にホルスフィールドリクガメの場合、土を掘ろうとする習性がありますので、孵卵器にスペースがある限り、1個ずつ別容器に入れています。
下の写真からは、孵化仔(2021AH-①)の計測時(全方向から)の様子です。




孵化発見時には、ほぼ卵黄は吸収されていました。
孵化仔は、活発に動き回りとても元気でした。
ここからは、2匹目の孵化仔(2021AH-②)の計測時(全方向から)の様子です。




この子(AH-②)は、先に孵化した子より2日後に完全に殻から脱出(孵化)しました。
(殻から両手足を突き破ったのでだるまさん状態になり、AH-①より孵化に時間がかかりました。)
孵化直後から2匹ともとても活発で一安心。

↑孵化からAH-①(右)は4日後、AH-②(左)は2日後の温浴時の写真です。
今回の孵化仔は、2匹とも光沢が強くとても綺麗な子達です。
ホルスフィールドリクガメは、成長と共に甲羅の斑紋の変化が思った以上にあります。
今後の2匹の成長が楽しみです。