【パンケーキガメの孵化VoL.3】
- 2021/03/23
- 21:00

【パンケーキガメの孵化VoL.3】
前回記事【パンケーキガメの孵化VoL.2】の最後にご紹介したパンケーキガメの卵(2021MT-⑥)のその後となります。
2021MT-⑤の孵化が成功(※1)した翌日から昨年(2021年)の9月20日付パンケーキガメ卵(2021MT-⑥)の孵化が始まりました。
※1:2021MT-⑤の記事は、【パンケーキガメの孵化VoL.2】になります。
ご興味のある方は御覧になってみてください。
今回の卵(2021MT-⑥)の孵卵日数ですが、孵卵181日目に孵化開始、次の日(182日目)に孵化成功となりました。
過去最長の孵卵期間でした。
ここからは、2021MT-⑥孵化時の各シーンの説明となります。

↑孵化開始時の写真です。
今回の卵も前回と同様、卵の側面から孵化開始です。


↑今回の卵は、割った穴から頭を出しながらよく眠っていました。写真は、ちょうど目を開けた時に撮影しました。
我が家のパンケーキガメ卵の孵化は、非常にスピーディで孵化開始から卵殻からの脱出まで早ければ半日、全ての卵で一日以内に孵化しています。
今回の孵化仔は、丸一日全く状態に変化が見られなかったので、卵黄吸収不良等何らかの異常が見られるのではないかと疑ったほどでした。
約1日半経過後にようやく孵化仔が行動を開始しました。

↑大きく卵殻が割けて、中の孵化仔が出てきました。この様子を見て、一安心…。
下の写真からは、孵化仔(2021MT-⑥)の計測時の様子です。

↑正面からの写真です。

↑背甲の写真です。今回の孵化仔も大きな甲ズレはなさそうです。
今回の孵化仔で驚いたのは、背甲全体が薄いピンク色を帯びていたことです。
はじめての発色で久々に興奮しました。
この孵化仔が、成長と共にどのように色(模様)に変化するのか今から楽しみです。

↑左側面の写真です。

↑右側面の写真です。

↑腹甲の写真です。
心配していた卵黄吸収不全は全く見られませんでした。
卵から出てきてからの孵化仔は、とても活発で力強く嬉しかったです。
今回の孵化仔(2021MT-⑥)は、孵化直後の体重は16g。
卵重23gと大きめでしたので、孵化仔も大きくしっかりした状態で産まれてきた印象です。
前回孵化した子(2021MT-⑤)と同居となります。
2匹とも大切に育てていきたいと思います。