【リクガメの繁殖Vol.4(パンケーキガメ)】
- 2021/01/27
- 21:00

【リクガメの繁殖Vol.4(パンケーキガメ)】

↑昨年の9月2日付のパンケーキガメ卵が、孵化開始から145日目で孵化開始です。
夕方には何も変化は見られなかったのですが、夜寝る前に再確認したところ、殻が割れていました。
今回のパンケーキ卵も卵の天面からの孵化開始でした。
予想(166日頃※)より21日早い孵化となりました。
※最近の孵化日数が166日前後が多かった為、予想日としました。
翌朝には孵化仔は完全に殻から出ていました。
半日孵卵器に置いた後、孵化仔の世話を行いました。

↑完全に孵化仔が殻から出た直後の写真です。
今回卵を置いた床材は、バーミュキュライトを使いました。
今までパンケーキガメ卵を置く床材には、培養土、水苔、バーミュキュライトを使いました。
孵卵条件が適切ならば、どの床材でも孵化するようです。
『湿度保持』の点で、状況に合わせて床材を選択するイメージかなと私は感じています。
今回も各方向から写真を撮りました。

↑孵化仔の正面写真です。
パンケーキガメは、2019年11月26日からサイテス附属書Ⅰ類となりました。
その関係で、孵化仔に関しては卵歯(嘴先端の突起状のもの)の確認できる写真を求められます。

↑背甲の写真です。

↑左側面の写真です。

↑右側面の写真です。

↑腹甲の写真です。

↑手に持って孵化仔の顔を写した写真です。
卵に居た時の名残で、腹甲はまだ内側に若干曲がっていました。
時間の経過と共に綺麗に伸びてきます。
我が家のパンケーキガメは、孵化開始から短時間で孵化に至る傾向があります。
写真撮影時も良く動き回り、状態は良さそうです。
孵化したばかりですので、慎重に対応していきたいと思います。