【リクガメの繁殖Vol.3(インドホシガメ)】
- 2021/01/22
- 21:00

【リクガメの繁殖Vol.3(インドホシガメ)】
前回ご紹介したインドホシガメの孵化仔(GNⅣ-①)と同じクラッチの卵(GNⅣ-②)が孵化したのでご紹介します。

↑インドホシガメ卵(GNⅣ-②)の孵化開始です。
GNⅣ-②は、GNⅣ-①の孵化開始から2日後に孵化が始まりました。

↑卵殻を破って上半身が全て見えた時の写真です。
孵化仔は、お疲れのようで眠っていますね。
その後、孵化仔は卵から無事に出てきました。

↑孵化仔(GNⅣ-②)と卵殻の写真です。
今回、卵を置いた床材はバーミュキュライトを使いました。
インドホシガメの卵の床材には、水苔、培養土、バーミュキュライトを使いましたが、どの床材でも孵化に至っています。
孵卵条件さえ気を付ければ、どの床材でも孵化すると思われます。
孵化仔が落ち着いてから計測を行いました。

↑孵化仔の正面写真です。 嘴の先端に小さな卵歯が確認できます。

↑背甲の写真です。
インドホシガメの孵化仔ですが、甲羅のラインがどのようになっていくか等、予想して楽しむことができます。
今回の孵化仔もどのような模様になるか楽しみです。

↑左側面の写真です。

↑右側面の写真です。

↑腹甲の写真です。
孵化直後で少し甲羅は歪んでいますが、時間の経過と共になくなっていきます。

↑温浴中の孵化仔達。
先に孵化したGNⅣ-①(手前)と今回ご紹介したGNⅣ-②(奥)です。
幼体はよく水を飲みます。脱水防止も兼ねて、定期的に温浴をさせています。

↑先に孵化したGNⅣ-①(左)と今回ご紹介したGNⅣ-②(右)の背甲の比較写真です。
模様も含めて個性がはっきり出るところが、インドホシガメの魅力の一つと感じます。
その後、今回ご紹介したGNⅣ-②の子は、GNⅣ-①と同じ60㎝水槽に移しました。
2匹とも健康に育てていきたいと思います。